徒然な日日の中で

30代中盤の地方在住のサラリーマンが思うことを書いています。やさしく見守ってください。

ゲームのように成長したかった。

SEの技を頂戴する

今、仕事で会社の業務管理ソフトの入れ替えをしている。その中で、いくつかエクセルのデータでやり取りするしている。SEが作成してくれるフォーマットを修正や入力していくわけだが、これがいろんな小技が効いていてすごく入力がしやすかった。

たとえば、選択しているセルの含まれる行の色を変えて、入力をしやすくするとか。たぶんシステム系の人なら当たり前なのかも知れないけど、経理屋のわたしには目からウロコの小技だった。

さすがに担当の人に「どうやるの?」とも聞けなかったので、インターネットで調べるわけですが、条件付書式とマクロの組み合わせで簡単にできた。(マクロのプログラムの意味はよくわからないのでコピペです…。)

こんな小技を身につけさせてくれたSEにちょっと感謝。

 

青魔道師の成長

そんな中ふと思ったのが、ファイナルファンタジーの青魔道師の青魔法。

わたしが子供の頃はまっていたテレビゲームでにでてくる魔法で、相手が使ってくる特殊攻撃を何回か受けているうちに、突然その相手の特殊攻撃を覚える。そうすると今度は自分がその特殊攻撃を青魔法として使うことができるようになるというもの。

ゲームをやっていた当時は、いつ覚えられるかわからない、覚えるかどうかもわからないなんて青魔法を期待してするなんて面倒で、青魔道師なんてぜんぜん使わなかった。レベルが上がれば、自動的に魔法を覚える白魔道師や黒魔道師ばかり使っていた。

でも社会人なったいま思うのは、現実の世界では成長は青魔法的に起きるということ。

 

 ゲーム世界と現実世界

そういえば、同じく当時のゲームではまっていたスクエアの サガシリーズ。

こちらも特殊攻撃の習得方法が変則的で、ある一定の武器を使っているとあるとき突然新しい技をひらめく。そしてその武器を使い続けることで、その特殊攻撃を使える回数がどんどん増えていくというシステム。(だったはず。記憶が曖昧…)

こちらもいま思えば、現実世界に近い感じがする。

スクエアにいた当時の開発者たちは、もしかしたら成長というものを現実に近づけようと思っていたのだろうか。
 今思うと、奥深いシステムだったのかも知れない。

 

当時のわたしは、成長が不安定なシステムが嫌いで、コツコツやれば必ず新しい魔法や技が身につくほうが好きだった。
モンスターを倒し、当たり前のように経験値をもらいついでにお金ももらう。

 

でも大人になった今、もちろん成長なんて安定的ではない事はわかっている。
むしろ自分の周りの環境に大きく依存しているとさえ思う。
いろんな人とかかわり、いろんなことを体験することで成長する。そして、その成長は約束されたものでもない。

でも一方で、コツコツとやっていかないとそういった環境に身を置くこともできないわけで、結局は「コツコツとやっていかないとダメなんだなぁ」なんて事を当たり前だけど思いました。

あと久しぶりに当時のゲームをやってみたくなった。