徒然な日日の中で

30代中盤の地方在住のサラリーマンが思うことを書いています。やさしく見守ってください。

「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」を読んで

昨日、堀江貴文さんの「ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく」を読み終わりました。書評的なものはブクログのほうに書くので、ここでは自分がこの本を読んでどう変わろうかと思ったかをまとめてみます。

 

 

結局コツコツ「イチを足していく」

この本で堀江さんが特に強調しているのは、タイトルにもあるように「ゼロにイチを足していく」ということでした。堀江さん本人は、本の中で半生を振り返りながら、自分は決して天才ではないなんて語っています。僕からみれば東大に入学できるだけで、さらには東大に入るために高校時代から逆算的でかつ合理的に入試学習を進めたというエピソードがあるんだけど、それを読むだけで十分頭の出来が違うように感じたんですが、とにかく自分は特別ではないと言ってます。

彼が何をしてきたかというと、ただただ「イチ」を足してきた。具体的にいうと、少しでも前に進めるように小さくてもいいからとにかく「働く」ということ。

  1. 「イチ」を足すことで、少しでも前に進む。
  2. 前に進んだことを自覚してそれを自信に変える。
  3. 1&2を繰り返す

これを何回も何回も高速回転させる事で、大きな結果を残し、また大きな自信を獲得する。自信を獲得できれば、さらに次ぎへ次へと仕事が好転し、仲間が増え充実した人生を送ることができる。これが僕がこの本から読み取ったメソッドです。

堀江さんはこのメソッドを使っている、そしてメソッドによって成功できると信じているから、例え刑務所からでてきた今の状態がゼロに戻ったとしても、夢を見ることができるし、きっとまた大きな成功を収めるんだろと思います。

 

変化やリスクを恐れない

本の中で堀江さんは、未来の予測をあまりしないとも言っています。これもこの「イチを足す」の考え方の延長線上にあるものだと思います。結局環境が大きく変わったとしても、人間一人が対処できることは小さい。だったら小さく「イチを足す」ことを高速回転させることである程度のことは対処できるし、もしうまくいかなくても最悪はゼロにもどるだけ。ゼロにもどったら、また「イチを足す」をくりかえせばいいだけ。結局、周囲の環境がどう変わろうともやる事はコツコツと「イチを足す」だけなんてことも読み取れました。

 

結局コツコツ働くだけ

前置きが長くなってしまったけど、この本を読んでどう変わろうと思ったかというと「とにかくコツコツ目の前のことをやろう」ということ。本のメッセージそのまんまですね。「迷わずリスクを避けずとにかく『イチ』を足すこと」それだけです。

周囲との比較をやめてコツコツとイチを足す。そうやって僕も大きな自信を身につけながら、成功を目指すとか関係なく、せっかくの人生を有意義の生きていければいいんじゃないでしょうか、なんて思いました。